【続編】自分の商品を作れ!AngelList創業者Navalが語る「リッチになる方法」

こんにちは、いいだりょう(@aviciida)です。

先日のNaval氏の記事、たくさんの人に読んでいただいて嬉しいです。

www.ryoiida.com

話題のスレッドについて、Naval氏がPeriscopeでライブ配信をしていたので、いつも通り日本語で記事にする許可をいただきました。

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英語に自信がある方はこちらでライブを直接見ていただいても構いません。

⚠️最初の20秒くらい、非常にうるさい雑音があってビックリするので注意⚠️

てことで、いつも通り翻訳していきます。

所々聞き取れない部分があったり、文脈に合わないところもあったので省略しています。 

1万字以上の大作となってますので、時間ない人は最初の見出しでまとめてありますので、こちら見るだけでもいい感じに理解できるかと思います。

忙しい人のために

全部読むのめんどくさいよ!という人のために、独断と偏見で面白かったところを箇条書きで書き出しときます。

  • ツイッターのスレッドをバズらせるためには、個々のツイートがそれ自身で意味をなすようにしろ!
  • 昨日がベストタイミング、今日は2番目にベストタイミング、明日は3番目にベストタイミング=>やるなら今!
  • 自分のプロダクトを作れ!!
  • 積み重ね続けろ!
  • 交渉力を身につけろ!
  • 自分の時間を一番大切にしろ!
  • 失敗は成長への道だ!
  • 決断できない選択肢への答えはNOだ!
  • 長期的な成長のために、短期的な困難を求めろ!
  • 心の安定を生み出せ!
  • 幸せになれると心から信じろ!

はじめに

私たちは今、非常に難しい世界に生きています。

多くの人が「お金なんか必要ない」という風なそぶりを見せていますが、ツイートの反響を見ると、どうやらより多くの人がお金を欲しいようです。

当たり前のことです。

何かを買うためにはお金を使うことが必要ですし、現在の物質世界においてお金はあなたに経済的自由をもたらします。

お金は幸福、健康、体重などあなたに付随する問題は解決できませんが、お金によって外部の問題を解決することはできます。

貧しく惨めな家庭に育った身として、私自身「どのようにお金を稼ぎながら幸せになれるか」ということをずっと考えてきました。

今回はその「お金の稼ぎ方」と「幸せ」について私のインサイトを共有できればと思います。

前提として、この話をするのは非常に難しいことであります。

なぜなら、この世には「お金を儲けないこと」や「幸せにならないこと」に執着する人がいるからです。彼らを悪くいうつもりはありませんが、時々「お金と幸せを追求する人」を攻撃することによって自分たちの地位を確立しようとします。

そういう人は極力無視することです。

お金と幸福は決してゼロ・サムではありません。ポジティブ・サムです。

全員が富を持ちながら幸福になることはできます。

ノウハウや努力の問題なのです。

前回スレッドの解説

Tweet Storm(スレッド)をバズらせるコツ

ツイート一つ一つがそれ自身で意味をなすようにすることです。

スレッドは複数ツイートの塊ですが、私は「個々のツイートがそれ自身で意味をなす」ことを意識しました。だからツイートに番号を振ることもありませんし、スレッド中で話が行ったり来たりします。

これによって個々のツイートが拡散されやすくなり、タイムラインでスレッドの中の1ツイートが表示されてもそれだけで面白いコンテンツとして成り立つので、スレッドのアクセス数が増えます。

お金を稼ぐのにどれくらいかかるか

間違いなく、あなたの想像を絶するくらい時間がかかります。

だからスタートする1番ベストなタイミングは昨日ですし、2番目にベストなタイミングは今日です。

するべきか否かを迷っている暇があるなら今やり始めましょう。

もちろん、なかなかすぐには成果が出るわけではありません。しかし積み重ね続けて、「お金を稼ぐプロダクト」を作ることができれば、10-20年後にはお金が降ってくるようになります。

手っ取り早く稼げるという分野としてクリプト領域が思い浮かぶでしょう。確かにアツいですし、良いタイミングで参入していた人は大金を稼いだことでしょう。しかし「良いタイミングでその領域に参入している」ということ自体、ある程度のビジネススキルを必要とします。

テクノロジーへの興味がなければそもそも早期参入などできませんし、使える資本をある程度持っている必要もあります。またトレーディングにおいては、自分が冒しているリスクを正確に把握してリスク管理をするスキルも必要です。

賃金で働いていても経済的自由は得られない

賃金で働くこととは「自分の時間を売る」ことです。

お金を稼いでいると言われるお医者さんも弁護士も、本質的には賃金で働いていることになります。

ももちろんお金は稼げますが、この働き方では経済的自由は得られません。

経済的自由を得るためには、賃金でお金を稼ぐのではなく、「自分が働いていなくてもお金が稼げる状態」を作ることが必要です。

あなたが寝ている間も、遊んでいる間もお金を稼いでくれる状態です。

その状態によって得られる収入のことをPassive Income(受動的所得)と言います。(日本語では不労所得とも言いますね)

そしてその状態を作り出すためには、エクイティ(事業そのものもしくはその一部)を所有しなければいけません。

「エクイティって何?」という疑問を持った人はおそらく賃金で働いていることでしょう。今すぐ調べてみてください。

あなた独自のプロダクトを作れ(Productize Yourself)

どのようにすれば「働かなくてもお金が得られる状態」を作れるか。

自分のプロダクト(商品)を作ることです。ここが今日の話で一番重要です。

以下のようなプロダクトであることが理想です。

  • あなただけがその作り方を知っていて、社会が求めているもの(≒需要が大きく供給が少ないもの)
  • 自分が苦もなく出来て得意で、ユニークなこと

ここで注意しなければいけないのが「他の誰かになろうとしない」ということです。

他の人になるために競争しても、その人自身に勝てるはずがありません。よって絶対にその分野でのベストにはなりません。その分野でベストにならなければ、旨みを掴むことは絶対にできません。

あなたがユニークにできることを探してください。

もちろん、それを見つけるのは非常に難しいです。だから10年20年と時間がかかるわけです。

自分の勝負プロダクトを作ってから10年20年かかるのではなく、

「何のプロダクトで勝負すべきか判断する」ことに長い時間を割く必要があるわけです。

特殊なスキルとは「自分がスキルと認識してないもの」

自分のユニークな部分(≒プロダクトを作る上でのキーとなる特殊なスキル)はどのようにして見つければいいのでしょうか。

これを自分で見つけるのは非常に難しいです。

なぜなら自分の特殊スキルは「あなたがスキルと認識しないが、他の人から見たらすごいスキル」である場合が多いからです。

あなたのお母さんや親友のほうがよく知っているかもしれません。

自分が情熱を持って取り組んでいて、それが苦ではないもの。何があるでしょうか。

例えば

・人を説得する力

・音楽センス

・楽器のセンス

・人の懐に飛び込む力

・SFへの愛

・ゲーム

このようなものも全て「特殊スキル」になりえます。

「人の噂話をする」というのも特殊スキルになりえます。なぜなら友達のネットワーク構築力があることを意味し、ジャーナリストなどで活かすことができるかもしれないからです。

また、職種によって、それが有用な特殊スキルになるかどうかは変わります。

例えば、私の場合「素早く学んで素早く飽きる」というのが自身の特殊スキルだと思っています。

これは、研究家のような一つのトピックに関して果てしなく掘り下げる仕事には全く役に立ちませんが、

常に変化が求められるスタートアップ市場では非常に役に立つスキルです。

複利を積み重ねる(Compound Interest)

複利という概念は特に金融で大事な概念です。

もしこの概念を理解していない人がいたら、ミクロ経済学の教科書を読みましょう。

簡単に説明すると、100ドルを投資して年率が10%なら来年は110ドル、再来年は121ドル、というふうに、どんどん増えたものが積み重ねていって指数関数的に伸びていくことです。

年率が30%だとすると、10年で10数倍、20年で約200倍になります。

個人的にこの法則は金融分野だけでなく、ビジネスにも当てはまると思っています。

例えば「ビジネス上の信頼関係」はどうでしょうか。

上場している大企業の社長や、銀行で何千億円もの決済権を持つ人は、その人が何十年も人からの信頼を積み重ねてきた結果です

人からの信頼も複利なのです。

私の良きビジネスパートナーにElad Gilという人がいます。

何か投資案件がある場合、私は必ず彼を入れようとします。なぜなら、彼は毎回一生懸命プラスで何かしようとしてくれるからです。少しでも良いディールにできるように自分が見ていないところで手回しをしてくれるし、自分のポケットマネーを使って調整してくれることもあります。

だから私は案件があるごとに彼に絶対声をかけますし、私も何か彼にできることはないかと常に思っています。

信頼関係というのはとてもパワフルなもので、ビジネスにおいて1+1は2以上になるんです。

短いスパンで比較するとあまり変化がないように感じますが、長期的なスパンで見ると非常に大きな違いになります。とにかく積み重ねていきましょう。

「何をするか」「誰とするか」が決まったらあとはそこに全ベットし、粘り続けるのみです。

9時17時のサラリーマンを脱するためには

9時に出社し17時に退社するサラリーマンの生活から脱却するのは非常に難しいことです。

ただひたすら降りかかる仕事をこなして時間が経ち、家に帰ったら疲れ切っていて別のことをする余裕もありません。

大事なのは「インプット=アウトプットではない仕事」を選ぶことです。

2000年前、仕事においてインプット(かける時間)とアウトプット(生産するもの)は密接に繋がっていました。

4時間かけて木を切れば、4時間分の木が切れます。これがインプット=アウトプットの仕事です。

一方で現在はテクノロジーの発達によって知的労働が出現し、優秀なプログラマーはコードを書いてソフトウェアを作ってしまえば、それが何年もその人の代わりに働いてお金を稼いでくれます。だから私はコードを書け、と口酸っぱく言っています。

かけた時間と成果が比例するような仕事ではなく、短い時間で大きな成果を出すことができる仕事を選ぶべきです。

出す成果によって評価がされる会社といってもいいでしょう。 

特殊スキルとしての交渉力

プログラミング以外にも短い時間で大きな成果を出すスキルがあります。

それは「ものを売る力(交渉力)」です。

不動産業界を考えてみてください。

かなりレッドオーシャンではありますが、トップレベルのセールスマンはマーケットと売り方を完全に理解しているため、何億円もする家を簡単に売れてしまいます。

何億円もする家をその人が売るまでの時間を平均的なセールスマンが使っても、せいぜい数千万円の家しか売れないはずです。

このように、ものを売る力があれば、短い時間で高いものを売ることができます。余った時間とそのスキルを使えば自分のプロダクトを作ることもできるでしょう

もちろん才能のある人は圧倒的ではありますが、交渉力は他の特殊スキルと違ってある程度体系的に学ぶことができます。以下で交渉の際のポイントを紹介していきます。

ちなみに、交渉力以外で学ぶべきことは

・四則演算

・確率

・統計

・エクセル

・会計

などがあると思います。

交渉力のポイント

詳しくはRobert Cialdini著のInfluence: The Psychology of Persuasionというを参照にして欲しいのですが、その本の中ではCLASSRという法則が紹介されています。

Consistency(一貫性):人間は過去と同じ行動をするという法則。ベンジャミンフランクリンはこれを使って政敵にうまくつけこみました。

彼は自分の政敵に本を貸してくれるように頼みます。その頼みを政敵は断る理由はないので承諾します。しかし、その人の中では「嫌いな人には本を貸すはずがないので、ベンジャミンに本を貸したということは、私は彼のことが嫌いではないのかもしれない」と思うわけです。こうして政敵との関係を作っていきました。

Liking(好意):好きな人からの頼みは断りずらいので、常に人に対して思いやりを持って接しましょう。

Authority(権威):病気に関して医者が言うことと素人が言うことでは重みが違う、といったようなことです。

Scarcity(希少性):希少性があるものを人は買いたがります。「残り1品!」となっているものと、在庫が大量にあるもの、どちらを買いたいか考えれば明白ですよね。

Social Proof(社会的な証明):友達が買っているものは自分も買いやすくなります。

Reciprocity(相互関係):何か自分に親切をしてくれた人には親切を返したいと思う人の心。時々、自分が相手にお返しをするときに、圧倒的に相手にされた親切よりも大きな事をコストを考えずにしてしまうこともあります。

その本に加えて、Scott AdamsのLinguistic Killshotについてのブログも読んでおくといいです。トランプもこの手法を使っているそうです。

プログラミングがコモディティ化することはない

「プログラミングだっていずれコンピュータ自身が作るようになる」という声をよく聞くが、そんなことはプログラミングができない人の言い訳です。

これから起こるのはプログラミングのコモディティ化ではなく、優秀なエンジニアとそうでないエンジニアの差が大きく広がっていくということです。

プログラミングは汎用人工知能(強いAI)のタスクであり、非常にクリエイティブな領域です。知的な問題に対して複雑な構造を構築し、問題を解決するタスクは人間だからできることです。

とはいえ、Satoshi NakamotoやJohn Carmackなどの世界のトップエンジニアが膨大な価値を生み出している一方で、あまり上手ではないエンジニアは全く価値を生み出していないのも事実です。

今後もこのようなトップ層とそれ以外の差は開いていくことでしょう。

もし仮にそのようなクリエイティブな仕事までコンピュータができるようになったら、もはや人間のすることはありません。ゲームオーバーです。

大学に行くのは、大学でしか学べないことがある場合のみ

私は正直、大学の大ファンではありません。

何百万かかる学費や4年間という時間を捧げて、得られるものは大学卒業の証明書と卒業生ネットワークだけ、といったところでしょうから。

財務的費用と機会費用の両方が大きすぎる気がします。

とはいえ多くの人が大学に行くでしょう。

そのような人にアドバイスをするとすれば「大学に行くのであれば、大学でしか学べないことを学べ」ということです。

多くの場合それはSTEM(Science, Technology, Engineering, and Mathematics)でしょう。これらを独学でマスターするのは容易なことではありませんから、それを学びに大学に行く、というのは良いモチベーションだと思います。

成功するために心がけること

一番大事なこと以外は無視しろ

成功するために心がけていたことをよく聞かれるのですが、1つ挙げるとすれば「一点集中」です。

人は多くの欲望があります。

痩せたい、健康になりたい、幸せになりたい、リッチになりたい、など。

このように自分の成し遂げたいことが多く散らばっている場合、フォーカスを失ってしまい、これは大きな不安につながります。

だからあなたがすべきことは、自分が一番大事にしていることを一つだけ選択し、それ以外の欲望を全て切り捨てることです。

お金を稼ぎたいのであればそれに集中するべきですし、幸せになりたいのであればそれに集中するべきです。

幸せになることを目指して、その手段としてお金を稼ぐことは幸せへの最短距離ではありません。

自分の時間を大切にしろ

私のことを昔から知っている人は、私の性格をこういうでしょう。

「せっかちで、わがまま」

本当にその通りで、私はパーティやイベント会場さらに夕食会などでの態度が最悪だと評判なはずです。

なぜなら、「自分が時間を無駄にしている」と思った瞬間に帰ってしまうからです。

例えば、親しい友人に誘われた夕食会での話です。

非常に緻密にオーガナイズされたファンシーな夕食会でした。しかし私たちは目隠しされて、誰か他の人が4時間にわたって私たちにご飯を食べさせるという方式で進むと聞きました。それがどうしても耐えられなくて会場に着いてから10分で帰ってしまいました。

非常に無礼な態度であり、人を怒らせてしまうこともあるのですが、私にとっては時間が一番大事な資産だと思っているので、ここは譲れません

お金や人のコネクションよりも自分の時間が大事です。

しかし、「時間を大切にする=リラックスしてはいけない」というわけではありません。自分の時間は自分自身のやりたいことをするために使えばいいのです。今私がしているライブ動画も、他の人にとっては「時間を無駄にしている」と思うかもしれませんが、私にとっては「やりたいこと」なのでやっているまでです。

「自分の学び」や「自分の稼ぎ」に繋がらない時間の使い方をしていたり、誰か他の人を幸せにするために自分の時間を使っているのなら、あまり良い使い方とは言えません。

他の人の幸せはその人自身の問題で、あなたは究極的には関係ありませんし、第一にあなたが幸せであることが他の人を幸せにするということを忘れないでください。

失敗を恐れるな

失敗は確かに辛いです。

しかし、失敗しないことには改善もできないし、変化もできません。

高校からの恋人と結婚し、最初に就いた会社でマネージャになり、生まれ育った故郷で一生涯を終える「失敗しない人生」もアリだとは思いますが、私はそのような人生は面白くないと思います。

失敗を通してのみ変化や前進ができ、変化や前進を通してのみ成長ができると思っています。

失敗は成長へつながる道の一部です。

一生懸命頑張って失敗した時にこのようなマインドセットで対応するのは難しいかもしれませんが、誰しも失敗するので、立ち止まらないで進んでいきましょう。

99%の努力は無駄である

経験的、学習的な視点で見ると、全ての努力は無駄にはなりません。

いかなる経験からも学ぶことはできます。

しかし、ゴールからの視点で言えば、99%の努力ではなく、最後の1%の努力が全ての報酬につながります。

結婚なんかが良い例です。今まで何人もの人と付き合っても、ゴールインするのは最後の1人です。

報われない99%の努力をするなと言っているのではありません。

99%の努力は全ての土台となり、最後の1%の努力がゴールへ導いてくれます。

意思決定における3つのコツ

1. 長期間影響する大きな選択:答えが出なければ、答えはNOである

結婚、引っ越し、家の売買、転職・就職など、下す選択にある一定期間付き合わなければいけない場合、直感的に「これだ」と思えない選択肢は全部「違う」選択肢である可能性が高いです。

現代社会には、物理的に全てを把握するのが不可能なくらい選択肢がたくさんあります。

もし今迷っている選択肢を取らなくても代わりになる選択肢はいくらでもあります。もし本能的に答えが出ないようなものであれば、後々後悔する選択をしてしまう恐れがあります。

もし人生を左右する大事な選択を迫られた時にスプレッドシートで分析しているようなら、やめてしまいましょう。

2. 両選択肢が平等な二択の場合:短期的な困難を伴う選択肢を選べ

もし「AかBか」のような二択で、見た感じ五分五分な選択肢である場合は、選択直後に困難や痛みにぶち当たる選択肢を選びましょう

このような選択肢の場合は、片方が直後に痛みを伴うもので、もう片方が少し後に痛みを伴うものである場合が多いです。

これは複利の法則でもあるのですが、短期的な痛みは長期的な利益に繋がります。(Short term pain, long term gain

今まで成長した場面を振り返ってみると、その前に痛みや困難にぶち当たったことがあるはずです。その痛みや困難を乗り越えて初めて成長をするのです。

Jerzy Gregorekという人の名言にこういうものがあります。

Hard choices, easy life(困難な選択をすれば楽な人生を歩む)

Easy choices, hard life(楽な選択をすれば困難な人生を歩む)

欲求に負けずに甘いものを抑制し筋トレをしていれば、短期的には辛いですが長期的には非常にいいカラダを作れます。

欲求に負けて夜遅くまで飲み会をして筋トレをサボっていたら、短期的には楽しいですが長期的にはそのツケを払う時がきます。

3. 心の安定を作れ

心の安定は、幸せの先駆けとなるものです。

これがないと、幸せにはなれません。

どのような選択の際に使うかというと、「このことを彼/彼女に伝えるべきか否か」のような、人間関係においての場合が多いです。

「心の安定がもたらされる選択」を心がけてください。

心の中にモヤモヤが残るような選択をしたとしても、後々やり直したくなったり後悔をする羽目になります。

「自分は幸せになれる」と信じるところから始めよう

先日のスレッドの最後にこのような投稿をしました。

 

 

「お金を稼ぐこと」と「幸せになること」とは別のものです。

「お金を稼ぐこと」がしてくれるのは、あなたの外部を取り巻く問題-あなたの幸せを邪魔しているもの-を解決してくれることです。

それは問題を取り除いてくれるだけで、お金と幸せが直結しているわけではありません。

それはなぜか、説明していきます。

先ほども言いましたが、「幸せ」とは「心の安定」です。

私の周りには「お金持ちだが不幸な人」がたくさんいます。なぜなら、お金持ちになる過程は、強い不安/プレッシャー/ストレスが伴い、お金持ちになった頃には常に強い不安を抱えた人間になっている可能性が高いからです。

「強い不安」は「心の安定」から遠く離れたものですので、どのようにして幸せになればいいかを学ばなければいけません。

一番最初にすべきで、一番大事にすべきことは

「自分は幸せになれる」と心の底から信じること

です。

私自身、10年前に「幸福度はどれくらいか」と聞かれたら10点満点のうちの2か3点くらいだったと思います。お金持ちでしたが、幸せではありませんでした。

しかしこの10年で「自分の幸せが人生で一番大事なことである」ということを学び、どのように幸せに辿り着けるかを考え実践してきました。

私にとってそれは

・自分の時間を大切にすること

・哲学書を読むこと

・瞑想をすること

・幸せな人とのみ関わること

・政治をしないこと

などでした。

すぐに結果は出ませんでしたが、着実にだんだんと幸せになっていきました。

今同じ質問をされても9点くらいはあると胸を張って言えます。

頭痛の時に「頭痛を和らげる薬だよ」と言われて渡された錠剤を飲むと、それが実は何も効き目がない錠剤であったとしても頭痛が治った気がするのと同じような原理です。

 

まずは、「自分は幸せになれる」と信じることから始めましょう。

(おまけ)Naval氏おすすめの本 

Skin in the Game: Hidden Asymmetries in Daily Life

Skin in the Game: Hidden Asymmetries in Daily Life

 

 交渉術を身につける!

influence: The Psychology of Persuasion (Collins Business Essentials)

influence: The Psychology of Persuasion (Collins Business Essentials)

  • 作者: Robert B Cialdini PhD
  • 出版社/メーカー: HarperBusiness
  • 発売日: 2007/01/01
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(さいごに)いいだりょうの感想とかお願い

Navalさんライブ中には触れていませんでしたが、彼のTwitterプロフィールにはこのツイートがピンで固定されています。

健康な体、安らかなマインド、愛に溢れる家庭。これらは「買う」ことはできない。「獲得」する必要がある。 

 このツイートに、先ほど彼が言っていた「金を稼ぐことと幸せになることは直結しない」というのが詰まっている気がします。

boughtが「札束積んで努力せずに手にいれる」ことであるのに対して

earnedが「自分の努力でもぎ取る」というイメージですよね。

彼が幸せと定義する「心の安定」などはお金では買えなくて、自分の努力で手に入れる必要がある。

ということでしょう。

幸せって人それぞれ解釈が違いますから、Navalが100%正しい!というわけではありませんが、確かに思い返してみると、幸せを感じるときは間違いなく「心が安定している時」だったなぁと思いました。

忙しくても心が安定していれば幸せですし、自分はそんな感じな気がします。

ちなみに、かつて自分自身で幸せについて考えて、「これじゃね?」と思った答えがあります。それについてはこちらのブログを読んでみてください。

www.ryoiida.com

 

最後にお願いです。

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